08.10.26 江南飯店 上海蟹三昧の宴へ

三浦半島ポタの締め括りは、横須賀市衣笠にある『江南飯店』の上海蟹三昧コース「2008江南大閘蟹(ダァヂァシェ)秋宴」を堪能。

中国に行ってもなかなか美味しい上海蟹には当たらないらしいし、横浜の中華街などでは本当に美味しい
料理って食べた記憶も無し・・・
でも、横須賀線衣笠駅迄行けば、至高の中華料理が食べれるんですよ!

今回も、コース料理のメインが上海蟹・・・と言うのではなく、随所に上海蟹を使った創作料理や古代から伝承されてる一品を更に昇華させたものまで、食べる前から期待が膨らみます。


席について最初にサーブされたのが、Andyシェフお手製のメニューカード。

まずは前菜五種からスタート






干豆腐、殻付き海老、クラゲの和え物、蛇腹きゅうり、鶏の手羽の柔らか煮


そして、蒸される直前の活きた上海蟹のお披露目です。


そして今回どうしてもコースに組み込んでもらいたかった「上海蟹とオレンジの蒸しスープ」
丁寧にくり抜いたオレンジの器に、生きたままの蟹をバラして詰める相当根気の要るお料理だそうです。



上海蟹の個性とオレンジの力強さがお互いの味を引き立たせていて何とも言えない美味しさ。
最近の料理かと思いきや宋の時代から伝えられてる料理だそうです。


フィンガーボールが出てきたら、いよいよ蒸された蟹さんの登場〜





今の時期(11月下旬頃まで)は雌、11月下旬〜12月中旬までは雄が旬らしいですがこんなに美味しい蟹は食べた事ありません・・・

そして更に極上の逸品「ライチ肉江南スタイル」


ライチの中身を丁寧にくり抜いて、具をつめ衣を付けて揚げて甘酢をかけた非常に手の込んだ料理。
肉厚のライチがウマ〜

更に「牛肉とマコモ茸の自家製XO醤炒め」

カニ味噌たっぷりの海鮮シュウマイ」と「小籠包」
どちらもアツアツのうちに食べるべし。

ここでだめ押しの「たっぷり上海蟹みそ入りフカヒレ姿煮」が!
こちらのスープは少し残す様に言われたのだけど・・・

「ミニカニチャーハン添え」にフカヒレ姿煮のスープを絡めると・・・

そしてデザート一品目は「楊枝甘露」
アジアンスイーツの玉手箱です・・・



ここまででも既にお腹イッパイなのだけど・・・
お口直しに「蜜香烏龍茶ココナッツプリン」が。
こちらも普通に1人前。
蜜香烏龍茶のシロップの絶妙な渋みとココナッツプリンの淡い甘さがとってもマッチしてます。


尚、今回のメニュー構成はあくまでも特別なコースになってますのでお店にこのお料理の料金のお問い合わせはご遠慮くださいね。特別メニューはAndyさんに要相談です。

通常のメニューでは5,150円〜10,500円まで3種の上海蟹コースが用意されています。 http://www.kounan-h.com/03_6_menu.html

前回のアジアンスイーツコースの宴に続き、2回目の江南飯店での宴を堪能させて頂きましたが、Andyシェフの料理は見た目・味・ボリューム全てにおいて大満足!
わざわざ、ここだけを目的に衣笠に行く価値ありますよ。

☆『江南飯店』http://www.kounan-h.com/index.html
      神奈川県横須賀市衣笠栄町 1-22-16
      TEL/FAX 046-852-9595



上海蟹のシーズンは12月15日迄との事なので、年内もう一度食べる機会を設けられればいいなぁ